~ギャラリーオープンのきっかけ~

夫婦共老いて来て、だんだんと信州への通いと雪下ろしが厳しくなり、必ず来るその日?のため、今まで蒐集して来た懐かしい古物を市川の自宅近くに移すのが目的で購入した物置代りの空き家です。(本当に廃屋同然で傾いていました。)

おばあさんの一人暮らしだった築100年の茅葺き空家(屋根はトタン)。 内も外も大量のゴミだらけ。 家は傾き、畳も障子も半分朽ち、床は腐ってて歩けない状態でした。

丁度その時(72歳)、私は胆管結石と胆のう摘出手術で順天堂大学病院に入院前、「入院費用も葬式代もないわよ!」と妻に言われ、不動産屋さんからも「本当にこの物件を買うのですか?」 と言われたものです。

皆さんに「これがギャラリーなの」? と笑われそうですが、「老後の幸せに一番大切なこと」は、

「気の向いた時に、気の合った仲間と笑って話し合える場所が必要です。」

そんな場所が、絵手紙教室と、この「ギャラリー」です。

 

出来るだけ早く、喫茶と簡単なランチが出来るスペースも作りたいな? と夢見ていますが、「もう、これ以上、働かさないで」! 「お金も使わないで!」 と 老妻が反対しています。 れが、現在の悩みです。

 スミマセン! 現在、入館料500円頂戴していますが生前供養」と思ってよろしくお願い致します。

2020年6月27日発行の「シティライフ市原」に紹介されました。

https://www.cl-shop.com/citylife/ichihara/2020/06/25/36715/

 

☆9月までは、月刊絵手紙毎で月紹介されている「山田喜代春」展を開催中。

9月29日(日曜日)~小池邦夫先生を偲ぶ展を計画中です。(要予約)

 

 


本年もよろしくお願いいたします。

2017年10月1日、ギャラリートークのためお越し頂いた元気だった小池邦夫先生と恭子先生ご夫妻。「きまぐれギャラリー風のたより」の看板だけが私の作品。しかし、今思えば、小池先生に揮毫して頂ければ良かった。(反省!)左右が私達夫婦。

2017年10月1日ギャラリーオープン時、小池邦夫先生のギャラリートーク風景。全国から多くの方に参加して頂き楽しい会になりました。


↓昔、小池先生宛出した夫のヘタな絵手紙

〇日本民藝館創設者柳宗悦の言葉に、「お金持ちが蒐集した高価な作品は残るが、名もない一般庶民が作った物は捨てられ残らない。しかし、そんな庶民の作品こそが素朴で味があり貴重である」と。

 

絵手紙も全く同じ。高名な芸術家の作品よりも素人がかいた素朴な絵手紙に味があります。

 我が家は、藁葺き(屋根はトタン)のボロ屋ですが、先日、内部を覗いた業者の方が”これは文化財だ。”こんな家はだんだんと少なくなって来た”とのことです。大切に保存したいと思っています。


《バスはコロナ禍後、大幅に減便され不便です。お問い合わせください。

小湊鉄道バス・茂原駅南口⑥番乗場→大津倉行き15分・徳増下車。徒歩2分。   

《タクシー》茂原駅南口から約15分、約2200円?  

《車の場合》圏央道・茂原長南IC下車15分。京葉道・蘇我IC下車、茂原街道14号→13号線、長柄町役場から3分。大和鉄工所手前。


房総きまぐれギャラリー~風のたより~のルート地図。

場所/千葉県長生郡長柄町徳増683-1 ☎080-5192-4669

入館時間/午前10時~16:30時